人気配信動画2014/01/08 スラムドッグ$ミリオネア(吹替版) 監督: ダニー・ボイル

スラムドッグ$ミリオネア(吹替版)

スラムドッグ$ミリオネア(吹替版)
監督: ダニー・ボイル

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おすすめ度:  
(142 カスタマーレビュー)
ヒット商品:2014/01/08

商品の詳細

  • Amazon.co.jp ランキング: #240 / Movie
  • 発売日: 2009-04-18
  • オリジナル言語: 英語
  • 実行時間: 120 分

カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー

11 人中、 11 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
4作品は最高!だけど・・・。 
By ぽろ 
映画館で鑑賞した時は、音楽が爆音で鳴ってノリノリで勢いがありグイグイ引っ張っていく感じがしました。
現在高度成長しているインドと上手く重なっていました。話も答えを導いていく過程が上手にまとまっていて
感心しました。見終わった後に心の中がさわやかになって「良い映画見たなー!」って満足しました。

ブルーレイ版の画質に関しては、映画館のようにクリアで良かったです。ただ、一般住宅に住んでいると映画館
の様に大音量で聞けないので、スケールダウンは否めません。あのいつもTVで聞いていた番組のBGMが映画館
の爆音で聞いたときは鳥肌が立ちました。これは映画館の特権だから仕方ないですね。

ただ、見過ごせない欠陥があります。吹き替えにすると、問題の字幕が表示されません!このような素人にもわかる
チョンボをなぜやるのでしょうか?売る気が有るのか無いのか製作者側の姿勢が出ていると思います。もう少し
気を利かせて欲しい。製品化するまでにチェックをしていないのでしょうか?がっかりです。

47 人中、 39 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5成り上がり話ではなく、兄弟の対比ストーリーとしても興味深い 
By ミノー 
※映画内容について詳細な部分があります 未見の方はご注意ください※
 ブームが過ぎてから、と思っていたら、メインの俳優がストリートキッズになっていた
とかのニュースで話題が再加熱し、随分遅く見ることになってしまった。

 世界中でブームを巻き起こしたクイズ番組、「クイズ・ミリオネア」。
インドのテレビ局で、18歳の少年が前人未到の最高金額を手にしようとしている。
しかしあと一問を翌日に控え、少年は不正を疑われ逮捕されてしまう。
少年は何故学者をも上回る知識を備えていたのか。
収録が始まる夜までに、彼は無実を証明できるのか…

 とにかく映像が素晴らしいと思う。
小さな、本当に小さな家々が集まって出来た巨大スラムの空撮、
荒野を疾走する列車の屋根に立つ二人の少年、
蜃気楼のように聳え立つタージ・マハールのイスラム風の天蓋、
踊る少女の腕にヘンナで描かれた複雑な模様。

 「駆け抜けた人生の途中にヒントがあった」というような予告コピーがあったが、
少年が取調官に語る半生は余りにも過酷で、宗教対立で母を亡くし孤児になってからの彼は、
平和に暮らす者には知り得ない事を知り、また逆に、富める者にとっての常識を知らない。
祖国の高額紙幣に描かれた肖像画は見たことが無くとも、観光客が恵んだドル札は覚えている。

 観光案内タクシーのタイヤを盗まれた八つ当たりに、子供の主人公を平気で殴る運転手の前で、
観光客に「本当のインドが知りたいんですよね?これがインドです!」と叫ぶシーンがあるが、
その時の観光客が「本物のアメリカも見せてあげる」と主人公に金を恵む。
これは勿論根本的解決ではなく、拝金的な資本主義国の傲慢さを顕していたと思う。

 そして、主人公がひたすらに初恋の少女を探し続けるひたむきさが泣かせる。
それ故に対立した兄が、裏社会に身を落としてゆく。
ただ横暴で放埓な兄のキャラクターが前半で強いからこそ、その生き様が終盤に生きてくる。

 しかしキスシーンで終わる映画なんて久しぶりに見た気がする。
すぐ浮かんだ映画ではトム・クルーズの『トップガン』位だ。
エンディングでは突如インド映画お決まりの群舞が始まり、
北野武監督の『座頭市』かよ!と突っ込んでしまった。

 最近読んだ記事によると、子供の眼を潰して物乞いをさせるマフィアは実在し、
しかも、赤ん坊を攫ってきては物乞いに一日いくらで貸し出すシステムまであるそうだ。
マフィアの支配下にあるなら、収入は全て上納させられ、保障されるのは僅かな食料と寝床のみ。
それでも子供達は、仲良くするなら、自分達を蔑む(カースト制の影響もあるのか)街の人々より、
マフィアを選ぶと言う。「誰だって無視されるより、相手をしてくれる人がいいに決まってる」
その文の横に添えられた写真の、子供達の瞳に見据えられ、胸が痛んだ。

2 人中、 2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5クイズミリオネア! みのもんたは出てきません 
By マティス 
何でみのもんたのクイズ番組を扱った英国映画が制作されているのか不思議に思っている人はまさかいないと思うが・・・。
アカデミー賞受賞作として高く評価された作品だが、正直この作品の良さは実際見てみないとよく実感できない。本作をクイズ番組を舞台にした司会者と解答者の頭脳戦をスリリングに描いた作品だと勘違いしている人はまさかいないと思うが、あるインド人青年の過酷な半生をクイズ番組の進行とシンクロさせて描いた意欲作。
クイズはいわばお題であり、そのお題に関連した主人公のエピソードがカットバックで描きだされ、その経験から答えを導き出すという展開を10問繰り返す訳であり、下手な監督がやるとワンパターンになってしまうが、そこはハリウッドでのビーチの大失敗後、英国に帰ってからは生まれ変わったように秀作を連発しているボイル監督ならではのスタイリッシュな映像でダレることなく最後まで描き切っている。感動的なラストシーンもボイル監督ならではの音楽と映像のスタイリッシュな融合演出が素晴らしい。
インドの過酷な現実を真摯に告発する社会派映画的なスタンスはあまり制作者側にはないと思われるが、娯楽映画にあまり不向きそうな題材をここまで一流のエンターティメント作品に仕上げているのは見事である。

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