人気配信動画2014/01/13 シャッター アイランド (字幕版) 監督: マーティン・スコセッシ

シャッター アイランド (字幕版)

シャッター アイランド (字幕版)
監督: マーティン・スコセッシ

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おすすめ度:  
(158 カスタマーレビュー)
ヒット商品:2014/01/13

商品の詳細

  • Amazon.co.jp ランキング: #418 / Movie
  • 発売日: 2009-10-02
  • 評価レベル: R (Restricted)
  • 実行時間: 138 分

カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー

40 人中、 33 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
4「迷と謎」 
By 羽純 
 雑念や雑音に惑わされず、作品の流れに身を任せ、
迷走する様に見る事をお勧めします。

 どんよりとした曇り空と同じ、どんよりとした雰囲気の中始まる物語。
随所にちりばめられた疑惑や謎に、
裏の裏を読むような疑心暗鬼の深みにはまって行く。
 作品の核心に触れる恐れがあり、上手く話をまとめられませんが、
見ている側を迷わせる事で、思い込みや錯覚をほんの少し疑似体験させ、
その先にある最たるものへの理解に導く…
その最たるものとは強い幻覚や妄想を抱くこと…

 ディカプリオの演技、特に表情がとても素晴らしかった。
挑むような目,不安な表情,怯える目,嘆き…
その時々の心の内がよく表れ、引き込まれる様な感じ。
 ラストに相棒に向けて言った一言、
あれは一体?こうかもしれない…いやこうだったかもしれない…
幾つもその意図を想像してしまう、
最後にして最大の謎が用意され(個人的にそう感じただけ)
本当の意味は?と迷いに迷うのです。

22 人中、 17 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
4「しまったー!いらんど」・・・で無い 
By やんちゃ 
ショーン・コネリー主演の「薔薇の名前」を彷彿とさせる不思議な映画である。
共に謎解きをテーマにしているものの、映画の中ではさほど重要な要素を占めていない。
むしろ映像が醸し出す独特な異空間へ観客をいざない、幻想的な気分に浸してくれる。

陰惨な空気が漂い、遮断された孤立状態が我々をミステリアスな世界へ誘い込む。
ここには絶対秘密が隠されているはずだと、見る者が勝手に思いこんでしまう。
それこそがこの映画の趣旨であって、ことさら謎を解決する気など監督には更々無いのである。
疑問点をクリアにする事によって、この映画は陳腐化する。

最後の結末をどう解釈するかも観客の力量に委ねられている。
主人公の倒錯なのか?国家機密を守るための陰謀なのか?
主人公の最後の言葉「モンスターとして生きるのか、善人として死ぬのか・・・」で私はぞっとしました。

その時、観客は自分自身が迷宮に閉じ込められている事に初めて気づく。

2 人中、 2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
3自分の世界の不確実さ 
By パウダー 
始まって10分も経たずに胡散臭い映画だなぁ、微妙か…、と思いましたが、ラストには結構見入ってしまいました。
特にディカプリオのラストの台詞には考えさせられます。

彼はまた自分の世界に戻ってしまったのだろうか、それともその振りをしているだけなの?

その問いを持つと同時に、自分自身の現実の世界の不確実さに呆然としてしまいました。
もしわたしの近しい周りの人たちが、わたしを知らない、もしくはわたしは全く違う人生を歩んでいるということを、口をそろえて言いだしたとしたら、それだけで、わたしはもうわたしでなくなる。
わたしが違うとどれだけ言ったとしても、聞き入れてもらえなかったら…。

考えただけで怖くなります。

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